母校である小浜中学校へ講演にお伺いしました。
小浜中学校では毎年、2年生であらゆる業種の職場体験に、そして3年生で福祉に特化した「福祉体験」が行われています。
町内にある福祉施設に数名のグループに分かれ、2日間受け入れて頂き体験を行います。
その福祉体験を前に事前学習として、3年生を対象に「福祉とは?」という演題でお話しをさせて頂き、生徒達と一緒に「福祉」について考えてみました。
1時間半の中で、車椅子や歩行器等の器具の説明や、実際に体感しないと気付かない気付けない体験を、そして具体的に身近な話しを例にし、社会環境のハード面を整備するだけでなく、一人一人が他者へのあらゆる障壁をなくす心のバリアフリーのお話しをさせて頂きました。
福祉体験を通じ、生徒達も受け入れ施設も、互いに有意義な学びが出来る事を願います。
森久之